ダイエットがうまくいかない人の失敗する3つの理由
運動も食事制限もしているのになかなか痩せない。
そんな悩みを抱えている人は多くいるかと思います。理屈ではわかっているけどなかなか思い通りにいかないとつい、暴飲暴食に走ってしまう...。
ムリな食事制限とか、バランスのとれた食事とか、定期的な運動とか、あらゆる制限を決めちゃうと身動き取れなくなって神経質になり逆効果になってしまうことだってあります。
もう一度【ダイエット】について考えてみてはいかがですか?
食べなければ痩せるんじゃなく、食べたほうが痩せる。
脂肪がつくかどうかは、食べたものをどれだけ燃焼できるかで決まります。
燃やすための栄養がなければ脂肪は燃え残るだけです。
やせたいと思ったときに、できるだけ食べる量を控えようとしますがそれだけでいいと思っていませんか?
体に脂肪がつくかどうかは、食べた量だけではなく、 食べたものの脂肪や糖分をどれだけ効率よく燃やせるかで決まります。
食べる量を減らしてもそれを燃やせなけれ ば、結局は体に脂肪として残り、「食べていないのに体重が変わらない」ということになります。
どうすれば効率よく燃やせるかというと、脂肪や糖分を燃やすための栄養をプラスすればいいんです。
あの有名なゲーム『テトリス』に置き換えてみましょう。
テトリスは上から流れてくるブロックを列の隙間に埋めながら、ブロックを消していくゲームです。同じように、脂肪や糖分の積み重なったブロックの隙間を栄養で埋めてやることで、脂肪や糖分を消すことができます。
食べる量をできるだけ控えても、栄養で隙間を埋められなければ、どんどん脂肪や糖分が溜まってゲームオーバーになってしまうのです。
理屈的には食べたほうが燃焼し痩せやすい体を手に入れるということなんです。
カロリーを気にしてたら痩せない
食べるカロリーを気にしても、結局脂肪を燃やせなければ同じことなんです。
あなたが口にするメニューは低カロリーでほとんど栄養が含まれていないものばかりじゃないですか?結局、高カロリーなメニューでも必要な栄養が含まれていれば脂肪を燃焼し、太らないんです。
一般的には「やせるためには食べるカロリーを抑える」というのがダイエットの常識ですよね。でも、カロリーをとっていないのにやせないという人も多いのではないでしょうか。
そもそもカロリーを抑えるというのは、消費カロリーより摂取カロリーを少なくすればやせるという考え方からです。ただし、実際のところ消費カロリーには個人差があるので、専門機関で調べなければ正確にはわかりません。
どんなに摂取カロリーを抑えても消費カロリーが少なければ、結局はあまったカロリーが体脂肪になり太ってしまうのです。それに、カロリーの低い食べ物は、体を温めて代謝を上げる力も弱いので消費カロリーが少なく、体脂肪が溜まりやすくなるという悪循環がおこります。
大切なのは、その食べ物が「何カロリーか」ではなく、 食べたあとに「体内で何カロリー燃やせるか」。
つまり「必要な栄養素がどれだけ含まれている食品か」が重要なのです。
高カロリーの食べ物でも、燃やすカロリーが多ければ食べても太ることはないのです。
食べたいものを我慢して摂取カロリーを低く抑える方法と、必要な栄養素を含んだ食べ物をおいしく食べながらやせる方法ならどちらを選びたいですか?
我慢しながらのダイエットは長続きしません。
食べたいものは我慢してはいけない
ストレスになるなら我慢しないで食べること。
お菓子やアルコールは割合を考えて食べることが重要です。
「食べたいものは思いっきり楽しんで食べたい」それだけ、皆さんは食べたいものを我慢しているということなんです。
それが体のためにいいことなのか考えてみると、食べたいものを我慢したり、太る太ると思いながら食べていると、そのストレスが無意識に脳に影響して、体脂肪を増やすホルモンや、代謝を下げるホルモンなどを分泌してしまうことがあるのです。
ダイエットにおいてもストレスを感じる。食べ物を食べることは、体に栄養をとり入れるだけでなく、心に栄養をあたえるという目的もあります。
体にいいものだけ食べていたのでは心が満足しないし、心にいいものばかり食べていたのでは体がおかしくなってしまいます。お菓子やアルコールはあくまでもご褒美で。
体の栄養を補給したうえでとるものです。その割合は人それぞれですが、30%を超えたら要注意と考えましょう。