健然ブログ

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知らないと損する!ダイエットで勘違いしていること7選

知らないと損する!ダイエットで勘違いしていること7選

多くの人が陥るダイエットの勘違い。あれこれやってみたが、なかなか効果が見えない人も多くいるのではないでしょうか?

ダイエットが続かないと思ったら、そのやり方が間違っているからなのかもしれません。今回はダイエットで勘違いしていること7選をご紹介します。

 

もしあなたが間違った方向へ努力しているなら参考にして改善してみてはいかがですか。

 

1.トウガラシは体を温める

1.トウガラシは体を温める

トウガラシと体温上昇の関係について、トウガラシに含まれるカプサイシンには体を温める効果があります。ですが効果は一時的なもので、汗をかいたあとは体温が奪われ体は涼しくなります。

 

体を温める調味料といえば、まずトウガラシを思い浮かべる人が多いかと思います。

トウガラシを食べると大量に汗をかくので、脂肪を燃やしているように感じますが、実は、体を涼しくするために食べるものなのです。

 

よくタイやインドなどの暑い国で食べられているトウガラシ。

それは、体を涼しくする目的に使用するのです。トウガラシに含まれるカプサイシンが一時的に体を温め、皮膚が汗で覆われます。

この汗が気化するときに一緒に体の熱を奪うので、体が涼しくなるという仕組みなのです。

つまり、ぽかぽか温かくなるのは一時的で長続きしません。

 

暑い国に住んでいる人が、涼しくなるために食べる分には問題ありませんが、冷えに悩む人が、それだけを大量に食べるのはかえって逆効果になってしまいます。

 

しかし、トウガラシを使った食品がすべて体を冷やすというわけではなく、トウガラシのほかに体を温める食材が一緒に入っていれば、体を冷やす作用を打ち消してくれます。

一味唐辛子よりも、体を温める食材が入った七味唐辛子などが効果的です。

 

また、トウガラシを使ったキムチには、ニンニクや ショウガなどの体を温める薬味が入っていて、そのうえ発酵食品なので代謝アップにも役立ちます。

2.寒天はダイエットの味方

2.寒天はダイエットの味方

寒天は100gあたり3kcalと超低カロリー。

ノンカロリーで食物繊維が豊富ということで、「寒天ダイエット」というのが流行りました。また食物繊維には糖質の吸収を穏やかにするはたらきがあります。

しかし、ほとんどカロリーがないので、 体を冷やしやすく、代謝が落ちて太りやすくなることもあります。

 

糖質は体内でブドウ糖に分解され細胞のエネルギー源として使われ、ブトウ糖が急激に増えるとエネルギー源ではなく脂肪になってしまいます。

 

これには合う人と合わない人がいて、冷えで悩む女性のダイエットには向かない食材とも有名です。

 

寒天は、その名の通り「天辺(てっぺん)まで寒くするもの」というように、体を冷やしやすい食べ物なのです。

主成分である食物繊維には、ほとんどカロリーがないため、体の中で熱をつくることがができません。そのため、代謝が落ちてやせにくくなるんです。

またトコロテンは、もともと夏の暑い季節に体を涼しくするために食べるものなのです。

 

体が冷えて血行が悪くなると、下半身に脂肪がつきやすくなり「下半身デブ」になってしまうおそれもあります。そして、むくみや肌荒れ、便秘などに影響する場合もあります。

 

デザートに食べるなら、コラーゲンたっぷりで体を冷やしにくい、ゼラチンでできたゼリーにしましょう。

3.ごはんを食べると太る

3.ごはんを食べると太る

炭水化物すべてが太るというのはまさしく誤解です。

日本人の体に合ったお米ならダイエット向きといえるでしょう。

 

低インシュリンダイエット」や「炭水化物抜きダイエット」が流行したおかげで、とにかく炭水化物はすべて太ると思われているようです。とくにお米を減らす人が多くなっていますが、これは間違った思いこみです。

 

多過ぎる炭水化物は脂肪になりますから、 抜けば一時的に体重を減らすことは可能です。しかしそれでは栄養不足になってしまいます。

 

とくに、糖をエネルギーにして働いている脳には影響が大きいでしょう。

糖のほとんどを炭水化物からとっているので、炭水化物を抜いて糖が減ると、脳がうまく働かなくなり仕事や生活に支障が出ることだってあります。

 

重要なのは炭水化物すべてを避けるのではなく、選んで減らす食べ方。

 

お米は日本人の胃腸に合っているので消化されやすく、脂肪になりにくいという特徴が あります。水分を多く含み、塩分や脂肪を含まないのでむしろダイエット向きといえます。

 

1日に必要なお米の基準はお茶碗4杯が目安量。もし、あなたがそれ以上にお米を食べ過ぎているのであれば、減らす必要があります。

4.乳製品は毎日摂る

4.乳製品は毎日摂る

乳製品が合わないという日本人も多いかと思います。

カルシウムを摂るには牛乳が効果的です。また、お通じにはヨ ーグルトが効果的で、乳製品は健康や美容のために良いと言われており、毎日食べている人も多いかと思います。

 

しかし、好きでもないのに健康やダイエットのために、毎日牛乳やヨーグルトを食べると逆にやせにくくなる場合もあります。乳酸菌は腸の健康を保つ働きがありますが、それ以外の成分が体に合わない人もけっこう多いのです。

もともと、日本人は乳製品を食べる習慣がなく、『乳脂肪』や牛乳の中の糖分である『乳糖』や『乳タンパク』を分解する酵素を持っていない人が多いといわれています。

 

うまく分解できないとそれが腸の内側に溜まってしまい、栄養の吸収を邪魔したり、便秘やニキビの原因にもなることもあります。

 

カルシウムを補給するなら、昔から日本人が食べてきた小魚や海藻類、大豆などの豆製品を多く取ると良いでしょう。干しエビや煮干しなどは手軽で便利ですし、乳酸菌なら、納豆やぬか漬け、キムチや味噌などがいいでしょう。

 

また牛乳の代わりに豆乳を飲むことをお勧めします。

カルシウムや良質なタンパク質が豊富で、大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整えるといわれているので、キレイにやせることができるでしよう。

 

5.ゼロカロリーは太らない?

5.ゼロカロリーは太らない?

ゼロカロリーは完全にカロリーがないわけではございません。 カロリーのないものは体を温めにくい理由があります。

 

最近よく見かける、ゼロカロリーやノンカロリー、ノンカフェインなどの表示。なんとなくやせそうでつい購入してみたくなるものですが、これはちょっと考えた方がよさそうです。

 

ここで気をつけなければいけないのは「カロリーゼロ」「カロリーオフ」の表示があっても、まったくカロリ ーがないわけではないということです。

 

飲料の場合は、100mlあたり5kcal未満であれば『ゼロカロリー』『ノンカロリー』と、また20kcal未満であれば『カロリーオフ』『カロリーカット』と表示できる仕様になっています。

またカロリーのすくないものは熱をつくらないので体を冷やしてしまい、冷えの原因になります。

 

注意したいのは、消費カロリーを下げるために加えられた添加物です。

 

砂糖の代わりに、人工甘味料という添加物が入っています。『ゼロカロリー』などに入っているカタカナ表記の甘味料は腸で消化や吸収されにくいので、熱をつくらず代謝を上げることはできません。

 

また『カロリーオフ』などに入っている『果糖ブドウ糖液糖』は、それ以上に脂肪になりやすい糖分といわれています。人工甘味料は習慣化しやすいため、むくみやすくなるおそれがあるので気をつけましょう。

 

6.やせるお茶は本当にやせる

6.やせるお茶は本当にやせる

やせるお茶は油の吸収を抑えてしまう可能性が高く、油の吸収を邪魔するので、飲み方にも工夫が必要です。

 

ト○ホの『飲むだけでやせられる』がキャッチフレーズの『やせるお茶』。もし、なにもしなくて飲むだけで本当にやせられるとしたら、夢のような商品ですよね。

 

油を流す効果があるといわれているお茶は、体の脂肪を落とすのではなく食べるものの油を吸収しにくくするためのものです。しかし悪い油だけでなく、よい油が吸収されなければかえって逆効果になってしまうこともあります。

 

体内の油分不足が続くと、肌や髪などはカサカサになり、 ひどくなると油を原料にする女性ホルモンなどが不調になり、生理不順や貧血になる可能性があります。

 

やせるどころか女性としての美しさまで失ってしまいますので、「やせるお茶」を飲む場合は、油っこい食事をしたときに飲むのが効果的です。

 

また、お通じをよくするお茶というものもありますが、飲み続けていると陽はぜん動運動(腸内の便を肛門まで移動させる運動)をしなくなる場合があり、そうなると自力では排便ができなくなってしまうこともあります。

また、空腹のときに飲むのも胃腸を荒らしてので、空腹時は避けましょう。

 

脂肪をほとんどとらないダイエットをしている人には『やせるお茶』を飲んでもほとんど無意味になってしまいます。

 

食事の前後(脂肪を摂取するのと同時)に飲むことが効果を最大限に発揮します。

 

7.ワカメが髪にいいのは本当

7.ワカメが髪にいいのは本当

よくワカメが髪にいいと言いますが、これは以前のお話です。

 

ワカメには皮脂の分泌を促す効果があると言われており、髪にツヤをあたえてくれます。ただし、 脂肪摂取が十分な現在では、逆に皮脂の出過ぎで毛穴が詰まり、毛根が育ちにくくなる場合があります。

 

髪のためには、ファストフードや菓子パンなどに含まれる油を控え、髪の源になるタンパク質をとることが効果的。艶髪がキラキラしてるのは皮脂分のおかげだといわれています。

適度な油分を与えると、髪は艶髪になるのです。

 

今回はダイエットや美容で勘違いしてしまいがちな7つの項目をピックアップしてみました。ネーミングだけでも体に良さそうなものが多く売られている現在、種類も豊富で何を選べば良いかわからないですよね。またやり方が間違っているなら改善してみてはいかがでしょうか。