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はじめてのレーシック。知っておいたほうがいい眼の構造と老眼と視力低下

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「レーザー角膜切除術」「レーザー近視矯正術」という言葉を聞いたことがありますか?以前まで眼の矯正術のことを呼んでいましたが

現在では「レーシック」と呼び名が変わってきています。

 

一言で言うとレーザーで角膜を切除し近視を矯正するわけですが、インターネットやパンフレットで図説を見たりして、なんとなくイメージは出来ても、正しく理解できているか少し不安という方もおおいですよね。

 

これからレーシックの施術をしてみたいと考えているなら、まずは眼の構造と、近視、遠視、乱視、老視の四つの屈折異常を理解したほうが良いかと思います。

 

この記事では眼の構造をはじめレーシックの知識をご紹介しています。

レーシックの不安を解消したい方はぜひ、読んでいただけると幸いです。

目の構造を知っておこう

はじめてレーシックを受ける前に眼の構造を知っておくことをおすすめします。

大切なのは「角膜」という部分。ぜひ理解しておいてくださいね。

結膜

目には白目と黒目があります。

白目の部分はさらに表面と奥で二層に分けられ、表面は結膜といいます。

打ち上げられたクラゲのように透明で、ヌメヌメ、ブヨブヨしています。主に眼に潤いを持たせ、細菌やウイルスの侵入をここで防ぐ働きがあります。

細菌やウイルスに取りつかれてしまうと「結膜炎」という病気になり、白眼が赤く充血します。

強膜

結膜の奥は強膜といい文字通り強靭で不透明の白い膜です。

光を弾いて目の中に入らないようにしています。球形で直径は約2.5㎝、ちょうど10円玉程度のサイズです。

角膜

「角膜」という言葉をよく耳にする方も多いかと思います。

黒目の一番表面にある、透明の膜が角膜で、コンタクトレンズと似た形状をしています。コンタクトレンズの方が角膜に似せて作られているといわれます。

直径約1㎝、厚さ約0.5㎜、薄い膜三層を、表面から順に上皮、実質、内皮と呼びます。上皮は再生しますが、実質と内皮は再生しません。

 

再生するかしないか、それこそが、

レーシックの効果が持続するか、効果が無くなってしまうかの分かれ目

になります。

 

例えば、爪や髪の毛を切ってもすぐに再生し、繰り返し切る必要があります。

トカゲの尻尾も再生しますが、哺乳類の手足などは一旦失ってしまうと再生しません。

 

この性質の差を利用し、

角膜の実質部分をレーザーで削ってコンタクトレンズの働きをさせる

のが、レーシックというわけです。

 

実質は再生しない、つまり形が変わらないということなので、半永久的に治療効果が持続します。分かりやすく表現すれば、角膜実質をコンタクトレンズに変えてしまう、といっても過言ではありません。

 

少し難しいかもしれませんが、レーシックに重要な角膜なので知っておくと良いかと思います。

虹彩

虹彩は茶色の膜です。

日本人のほとんどは濃い茶色ですが、人種により、青や緑、灰色の虹彩を持つ人がいます。中心に穴があいていて、この穴を瞳孔と呼びます。

虹彩の筋肉が伸び縮みすると、瞳孔の大きさも変化して、目に入る光の量を調節できます。

カメラで例えると「しぼり」の役目ですね。

暗い場所から急に明るい場所に出ると、一瞬目の前が真っ白になることがありますが、これは虹彩の反応が状況の変化に追いつかないために起こる現象です。

水晶体

水晶体は、透明で碁石のような形をしています。

子供のころは、スポンジのように非常に柔らかですが、10代後半から年齢とともに硬くなり、60歳を超えると押しても引いても動かないほど硬くなってしまいます。

 

カメラで例えると、レンズの役割を角膜と水晶体がセットで果たしているのですが、その働きは角膜のほうが強く、水晶体の2倍の働きをします。

また水晶体には、目に有害な紫外線を吸収する役目もあります。

白内障」という病気は、水晶体が紫外線や老化などにより、濁って白くなった状態をいいます。若い人でも白内障になるおそれもあるため、外出ではサングラスを着用することをおすすめします。

水晶体と老眼の関係

水晶体には調節と呼ばれる大切な働きがあります。

カメラのオートフォーカスをイメージしてみると分かりやすいです。

水晶体は毛様体筋という筋肉で支えられ、この筋肉の働きにより、近くのものを見るときは厚くなり、遠くのものを見るときには薄くなって、意識しなくても瞬時にピントを合わせる構造になっています。

 

この働きを「調節」と呼びますが、無意識に行われるのでまさにオートフォーカスですね。またピントを合わせるカのことを「調節力」といい、水晶体の柔らかさと比例しています。

 

水晶体が柔らかい子供のころは調節力が強く、つまりオートフォーカスの性能が良くて、素早くピント合わせが出来ますが、調節力は10代後半から徐々に低下し始め、

45歳前後になると80%以上の調節力

が失われます。

 

細かい文字を見るのにピントが合わせづらくなってしまい、老眼の始まりを体感します。さらに年齢とともに調節力は低下し、ピント合わせに老眼鏡が不可欠となってくるのです。

 

60歳を過ぎるとオートフォーカス機能は完全に失われ、これ以上老眼が進むことはないといわれております。

硝子体

眼球の中心を占める部分を硝子体と言います。

細かい繊維でできた透明なゼリー状の物質で、眼球の形を保っています。

ここはいわば、レンズとフィルムの間の空間にあたります。

網膜

網膜とは眼球の内壁部分で、カメラではフィルムにあたります。

ここには膨大な数の視神経が張り巡らされており、視細胞に感受された光を受け取り脳に伝達します。

目の構造はフィルム式の古いカメラより、デジカメに似ています。

レンズやしぼりはカメラでもデジカメでも同じ構造ですが、デジカメにはフィルムの代わりにセンサーが内蔵されています。

 

網膜はこのセンサーの集合体に当たり、そのセンサー一つ一つに当たる視細胞の数は一億個。これらによって伝達から大脳というモニターに描画するという仕組みです。

屈折異常で起こる症状

屈折異常というのは現代人に近視や、白内障、老眼などを言います。

ここでは近視・遠視・乱視・老眼について説明します。

近視

現代人のほとんどの方が近視だと思いますが、いったいどうして近視になってしまうのでしょうか。

そもそも近視とは、「網膜の手前に焦点が合ってしまう状態」のことをいい、それには二つの理由があります。

 

ひとつは「眼軸が長くなってしまうこと」で、近視の人の9割以上を占めます。

眼軸とは、角膜から網膜までの距離、言い換えると眼球の奥行きです。眼球が成長しすぎるとこの距離が長くなり、角膜は正常でも、結果として焦点が網膜の手前になってしまうのです。

 

特に0歳〜18歳くらいの成長期に進行する近視は、ほぼ100%このタイプです。

 

学生時代に視力が下がり始め、運転免許を取る時にはすっかり「眼鏡使用」になってしまった経験があるでしょう。体格に関係なく、眼の奥行きは成長します。

 

原因は解明されていませんが、日本を含む先進国に多いこと、昔より今の方が近視の人の割合が増えていることから、本やテレビ、パソコン、スマホといった近くを見る時間の増加が関与していると考えられています。

 

残念ながら眼球の成長をちょうど良いところでストップさせる治療はまだ見つかっていません。以前は20歳くらいで眼球の成長が止まる=近視は止まるといわれていましたが、現在はパソコンやテレビゲームなどで目を酷使する時間が増えたせいか、成人になってからも近視が進行する人がいます。

 

もうひとつの理由は「角膜のカーブがきつくなってしまうこと」です。

目に入った光は角膜のカーブによって、目の一番奥にある網膜に向かって交差するように集まります。ところが、角膜のカーブがきつくなってしまうと、光の交差する位置は網膜の手前になってしまいます。

常にピントが手前にずれてしまうのですが、このタイプはあまり多くありません。

遠視

近視と逆に眼軸が短かったり、角膜のカーブが緩やかだったりすることにより、焦点が網膜の後ろで結ばれる状態のことを、遠視といいます。

眼の成長が早く止まってしまうと、遠視になるわけです。

 

遠視の人は視力が良いイメージがありますが、正しくものを見るために、常に大変な苦労を強いられています。網膜の後ろの位置で合ってしまうピントを、調節=オートフォー カス機能で、すなわち毛様体筋を常時緊張させ水晶体を厚くし、網膜上にずらせて合わせているのです。

 

これは本人が気づかないまま体が勝手にやってしまうことなのですが、器械ならいざ知らず、生身の人間の、しかもホンのか弱い毛様体筋に、休む間を与えずかなりの負担を負わせることになります。

 

起きている間ずっと寄り目をし続けているようなもので、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しない限り、眼精疲労の原因になってしまいます。

 

程度の軽いケースでは、若い時は目がいいと思っていたのに加齢と共に調節力が減り始め、人より老眼が早く出て初めて自分が遠視だったと気づく人もいます。

乱視

角膜の形の歪みによって起こるのが乱視です。

乱視のない角膜は きれいな半球で、ピントが一箇所にぴったり合いますが、乱視の角膜は楕円形になっていて、縦、横、斜め方向によって屈折率が変わるため、物がだぶって見えたり、歪んで見えたりします。

 

乱視で最も多いのが「直乱視」で、縦のカーブがきつくなっています。

 

ちょうどソフトコンタクトレンズを指で上下にはさみ、少し押しつぶして形を歪めたという感じです。この状態だと、縦の部分から入った光と横の部分から入った光とのピントの合う位置がずれてしまいます。

 

つまり、見えるものがゆがんでしまうということになります。

横のカーブがきつくなってしまう場合を「倒乱視」、斜め方向のカーブがきつい状態を「斜乱視」と呼び、やはり直乱視同様、映像は歪みます。

 

乱視はレーシックでなおります。原因は角膜の歪みですのでレーザーでこの歪みを削れば、乱視は治ります。

 

誰でも多少の歪みは持っているので、自分は近視のみと思っている人にも多少の乱視はあるはずで、乱視の無い人などいない、ということになります。ポイントはどれくらい歪んでいるか、視力に悪影響を与えていないか、というところで、視力に影響がない多少の乱視なら気にすることはありません。

老視

老視は老眼とも言われますが、加齢によって水晶体によるオートフォーカスが落ちることで起こります。

年を取ると近くのものが見えにくくなるわけですが、他にも近くを見ていて急に遠くを見たり、その逆のことをする能力が落ちたりします。

 

「水晶体によるオートフォーカス」でも述べましたが、老視の度合いは水晶体の硬さによるので、実は10代後半から徐々に始まっています。

 

45歳前後で老眼鏡が必要になり、60代にはほぼ調節力を失ってしまうといわれています。

近視の方は、メガネやコンタクトレンズを外すと近くが見えるので、45歳を過ぎても老視に気付き難い傾向にありますが、これは「勘違い」です。

 

外さずに近くを見ると、はっきりと老視を自覚します。

このため40代のメガネやコンタクトレンズは弱めに合わせるわけですが、それでも老視は避けられません。

 

つまり老視は、人が老いて体力や運動能力を失っていくのと同じように、誰にでも訪れるものなのです。

これはレーシックを受けても同様で、45歳を過ぎると老眼鏡が必要となります。

45歳以上の方がレーシックを受けると、遠くが見えるようになる代償として、せっかく見えていた近くのものが見にくくなってしまいます。

 

老視の根本治療は水晶体の柔らかさを蘇らせることですが、現在の医学では不可能です。

盛んに報道されている「老眼手術」は根本治療ではなく、過激に表現すれば「まやかし」です。

 

老眼鏡、老眼コンタクトレンズといったものと同様の効果しかありませんし、あくまで補助的に症状を和らげるものですので注意して下さい。

まとめ

はじめてレーシックを受ける方は、これら眼の構造と屈折異常を覚えておいてください。

レーシックとはどんなものなのか?痛いの?眼に穴を開けるの?と不安になるかと思います。でも手術時間は両目で10分程度です。

全く痛くないので安心してください。他の記事にもレーシックを受ける費用など詳しく紹介していますので、参考にしていただけたらと思います。