朝疲れが抜けないのは、食べ過ぎのせいだった
いくら寝ても疲れがとれないのはからだの毒素が原因
目次
疲れからくる疲労は年齢のせいだと思っていませんか?
慢性的な疲れは、体に溜まった毒素が原因だと言われています。からだに溜まった毒素が重みとなり、疲労感につながることがわかっています。からだに毒素がたまると、症状として疲労や頭痛、便秘などがあらわれ、口臭や体臭はキツくなっていきます。
また精力減退もからだにたまった毒素が原因だと言われています。毒素をためない生活をこころがけることで体力と気力がよみがえり、5歳、10歳と若返ることができます。
日頃の生活を見直してみる
- 寝る前の食事やお酒、甘いもの食べすぎ
- 残業続きで寝る時間が遅くなる
- 毎日冷たいものを飲んでいる
- 週末にハードな運動をすることを習慣にしている
- 休日は昼まで寝て平日の疲れを取っている
これらの習慣は、スムーズな消化や代謝を妨げ、からだの中に未消化物をためてしまっているのです。さらに未消化物が長く体内にとどまると、からだに悪影響を及ばす毒素となって、疲れが残ったままになっているのです。
疲れを溜めない食生活を心がける
夕食をとる時間帯を早い時間にし、軽めに取ることがポイント。
食べる量に消化が追いついていないわけなので、こってりしたスタミナ料理はNG、夕食が夜9時を過ぎてしまう人は、スープやホットミルクだけにすると良いでしょう。
「毎日遅い時間に仕事終わるし、そんなん無理!」という人でも週2回だけ軽い食事にすると効果を実感できるはず。
ここぞ!というときに、食べたくなってしまうスタミナ料理は消化しにくいものばかりが多いので、消化力が高い日中に食べることをお勧めします。
また、食事をした後に昼寝をしてしまうのもよくありません。
昼寝は消化力が低下してしまうので、どうしても眠たい場合は、散歩をするか、座ったまま寝を閉じることが効果的です。
押さえておきたいポイント
夜遅い時間から夕食をしたり、お酒を飲んだりすると毒素が溜まってしまい疲れの原因につながります。できるだけ昼食をしっかり食べ、夜の入浴はできるだけ短く、ホッとするくらいが良いでしょう。
女性の方の主な疲れの原因は「冷え」。夕食はからだを温め、野菜や豆の入った消化の良いスープがおすすめです。また、入浴は体を温める程度にすると、よい睡眠がとれて疲労は軽くなっていきます。
過度の運動は逆効果
食事量を減らしても体重が減らないことで、筋力を増やそうとして運動に励みがちになりますが、体力の50%以上を使う運動を続けていると、逆に消化力が落ちてしまいます。平日は忙しいからといって週末に集中して激しい運動をするのはかえってからだに負担をかけているのです。
正しい運動は、うっすら汗をかき、息が切れて口で呼吸をし始める程度で十分。
手軽に毎日できる運動としてお勧めなのが、食後の散歩です。食事を終えた後は5分ほどその場で休憩をとります。15分ほどゆっくりぶらぶら散歩をし、早歩きなどはせず、ゆっくりした散歩で効果が実感できます。
また日中に行うのがポイントで、夕方以降の運動は消化力の負担になるので避けたほうが良いでしょう。散歩から帰って来たら、白湯(さゆ)を飲むと消化力と代謝力が活発になり、脂肪が燃焼するので、ぜひ試してみてください。
魔法の栄養ドリンク白湯
溜まった毒素を排出する、もっとも手軽で効き目があるのは温かい白湯を飲むことが効果的です。体内の毒素を洗い流してくれるとともに、胃腸の機能を活発にしてくれるので毒出しに効果てきめんです!消化力が格段にアップします。
簡単白湯の作り方
- 夜間にきれいな水(水道水でもOK)を入れて、強火にかけます。
- 沸騰したらふたを取り、ブクブクと泡が立つ火加減に調整し、10〜15分間沸かし続けます。
- 白湯の完成。たくさん作った場合は、冷めないように保温ポットなどに保存します。
1日に飲む量は600〜800mlを目安にします。たくさん飲んでしまうと、からだの栄養素を流してしまうので逆効果になってしまいます。