健然ブログ

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日常生活のちょっとした心がけで、免疫力を上げる5つの方法

日常生活のちょっとした心がけで、免疫力を上げる5つの方法

免疫力は加齢やストレス、生活習慣などによって低下するといわれています。

免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなったりするだけでなく、がんなどの病気を発症するリスクも増えてしまいます。

日常生活のちょっとした心がけで、簡単に免疫力を上げることができます。

食事や生活習慣を中心に、免疫力アップに役立つ5つの方法を紹介します。

「免疫力が簡単に上がる」5つの方法

①バランスのとれた食事

健康な体の基本は「腸」にあります。

腸のはたらきが安定していれば、体のバランスが崩れることはありませんが、ストレスにより、働きが悪くなると、不安や不眠、腹痛などを引き起こします。

腸のはたらきをよくするには、まず消化管を長くはたらかせるような食事、すなわち、「玄米菜食」を心がけることが大切です。

  1. 玄米や小魚、豆、ゴマなど、文字通り全体をそのまま食べられる食品は、豊富な栄養素を効率よく摂ることができます。
  2. 漬け物やピクルス、味噌、納豆などの発酵食品に含まれる生きた菌は、元気の素となります。
  3. きのこ、海藻、野菜を毎日摂ることで、腸のはたらきが活発になり、自律神経のバランスが整います。
  4. 酸っぱいもの(お酢、梅干、かんきつ類など)、辛いもの(わさび、からし、胡椒、唐辛子など)、苦いもの(しそ、ウコンなど)のように、刺激となるもの。ほどほどに摂るのが効果的です。
  5. 体を温める食品。漢方でいう「熱性」のものです。もち米、大麦、にんにく、にら、ねぎなどがその一例。

この5種類をしっかり摂ろうとすると、自然と和食中心のメニューになるかと思います。

特に玄米は、それ1つで完成された食品と言ってもいいくらい、炭水化物のほか、たんぱく質、ミネラル、ビタミンB群など、私たちに必要な栄養素のほとんどを含んでいますから、ぜひ主食を白米から玄米に替えてみてください。

サプリメントや健康食品

不足しがちな栄養素を、サプリメントで補うのも有効です。

たとえば、乳酸菌を生成したエキスを摂るなどして腸内の乳酸菌を増やし、便秘や腸内腐敗を防ぐことは、非常に効果的です。

おならや便にきつい腐敗臭がする理由

おならや便がきつい匂いがするのは、交感神経が緊張して、腸内がアルカリ性になっている証拠です。pH(酸性、アルカリ性を測る単位)でいえば7〜8ぐらいの状態です。

POINT

便は本来、酸性に偏るものです。

酸性度は便の色に現れ、黄金色の理想的な便ならpH6ぐらいです。

赤ちゃんの腸内では乳酸菌の増殖が非常に激しいですから、酸性度が最も高く、pH5ぐらいなのです。

腸内を酸性に保つには、副交感神経が優位でなければいけません。

副交感神経を刺激

乳酸菌生成エキスを摂ると、小腸と大腸のリンパ球が多くなることがわかっています。リンパ球が活性化すれば副交感神経が活発になり、腸のぜん動運動も促進されます。

③薬には頼らない

痛みやかゆみに悩んでいる人も多くいるかと思います。そうした不快な症状を一刻も早く止めたいと思うのは、誰もみな同じでしょう。

それには、ある程度の薬の使用も必要かもしれません。

しかし、薬を飲んだり塗ったりして痛みやかゆみを抑えるのは、その場しのぎの対症療法にすぎず、根本的な解決になっていないことを自覚してください。

POINT

ほとんどの薬は、交感神経を刺激します。

長期間使用していると、つねに交感神経が緊張した状態になり、免疫力が低下し、治るものも治らなくなってしまいます。

特に消炎鎮痛剤やステロイド剤、抗ガン剤などでは、体へのダメージが大きくなります。

私たちが手にする薬は通常、少量では害にならないよう、十分に希釈されているものです。ところが、たとえばアトピー性皮膚炎が重症化・難治化している人は、長期にわたってステロイド剤を使い続けていることでその許容範囲を超え、体に破綻をきたしているのです。

病気が治らないと、それ自体がストレスになり、さらに治る機会を逃してしまうという弊害もあります。

④生活習慣を見直す

何気ない日常生活の中に、病気の原因はあるもの。

自分が何にストレスを感じているのかを、落ち着いてじっくり考えてみてはどうでしょうか。

最近、無理が続いているなと感じたら、少し緊張の糸をゆるめたり、体の冷えが気になれば、食べ物や服装に気を使うといったことは、とても大切なことなのです。

このように、ちょっと自分の体の状態に注意をめぐらし、その都度調整をきかせることができれば、病気になることはありません。

心と体の緊張を解き、がんばりすぎない、かといって怠けすぎないように自分でブレーキをかけることで、自律神経のバランスが安定してきます。

⑤リラックスする時間をつくる

不眠やストレス、慢性的な疲労など、多くの現代人が抱える不快な症状は、それ自体は病気ではなくても確実に病気を呼び寄せます。

下のような方法で、意識して体をリラックスさせる時間をつくり、自律神経のバランスを整えることで、免疫力を高めておくことができます。

  1. ゆっくり入浴・・・ぬるめの湯にゆっくりつかることで、気持ちが落ち着くのはもちろん、冷えの解消になります。時間があれば半身浴もいいでしょう。
  2. 適度な運動・・・激しい運動では交感神経を刺激してしまいますが、適度に心地よい運動は、心と体のリフレッシュを促します。ポカポカと体の内側から温かくなり、少し汗ばむ程度がちょうどいいでしょう。
  3. 深呼吸する・・・気分を切り替えるためにも、たまった疲れを放出するためにも、腹式呼吸は効果的です。おなかの底からゆっくり息を吐き出すことで副交感神経が活性化され、心身のリラックスにつながります。
  4. 爪もみ療法・・・指の爪の生え際を刺激すると、副交感神経が活発になります。 少し痛いと感じるぐらいにつまんで、もんでください。ただし薬指だけは避けてください。反対に交感神経を刺激してしまいます。
POINT

食事法と生き方にちょっと気を使い、リンパ球を大事にして免疫力を高めておけば、健康を維持するのはそう難しいことではないと思います。

免疫力を高めるのは『笑い』が一番

お腹の底から笑うと、心もカラダもリフレッシュした気持ちになりませんか?

笑いが心やカラダにいいことは医学的にも実証されつつあり、医療の現場でも治療として注目を浴びています。

笑うことでカラダはどんどん元気になる

笑うと免疫力が高まることは、古くから認知されてきました。その具体的な効果とはどのようなものなのでしょうか。

脳の働きが活性化

笑うことで、記憶力がアップするといわれています。

具体的には記憶力や判断力、思考力などが高まります。

また、脳波のなかでもアルファ波が増えて脳がリラックスするほか、意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血液量が増加するため、脳の働きが活発なるといわれています。

血行促進

笑いは全身の血行を促進してくれます。

理由は横隔膜が刺激され、血流を促進することで、自然と腹式呼吸になり、副交感神経が刺激されるからです。

適度な運動、入浴、歯を磨くといった習慣と同じく、笑う習慣を取り入れましょう。

ダイエット

笑いは、簡単に基礎代謝量を高めることができます。

笑うことで、お腹周りの筋肉を継続して使うため、自然と基礎代謝量が増えているというわけなのです。

ダイエットが上手な人は、よく笑う人なのでは?

まとめ

いかがでしたか。

さまざまな病気の原因は自分の中にあります。

感性を高め、自律神経のはたらきとそれに連動した白血球のはたらきを理解することで、病気や薬とは無縁の人生も夢ではなくなるのです。

免疫力を高めて、若々しい体づくりに励みませんか。