健然ブログ

自然食材を使った健康法やダイエット、アンチエイジングなどためになる記事を中心に紹介しています。

シワ・シミ・大人ニキビが増えるワケ。原因と対処方

シワ・シミ・大人ニキビが増えるワケ。原因と対処方
見た目の印象を大きく左右する、肌年齢。

年齢を重ねてもくすみやシワをできるだけ抑えて、肌年齢を若く保ちたいものです。

肌年齢と大きく関係している栄養素のひとつが、鉄分

鉄分が不足すると貧血になるのを知ってますか。

貧血がひどい人の肌が、青白く血の気がないのは、 鉄分不足が原因なのです。

今回は鉄分が不足すると、くすみやシミ、ニキビが増えるということと、その対処法をご紹介します。

鉄分の大きな働き

血中の鉄分は、体中の細胞に酸素を運ぶという大切な役割を果たしています。

鉄分が不足すると、肌の細胞へ十分酸素が行き渡らなくなり、肌がエネルギー不足を引き起こすのです。すると、どうなるのか。

肌の新陳代謝が悪くなり肌の老化が進みくすみやシワの原因になってしまうということなのです。

食事量の少なさ

ダイエットも兼ねてか、普段の食事量が少ない人が多く、 栄養が全体的に足りていない傾向があります。偏ったダイエットをしている人や、鉄分を多く含んでいる肉類が嫌いな人も多いようです。

また、日常的に激しい運動をする方にも、鉄分不足が見受けられます。

実は、激しい運動をすると、大量の汗と一緒に鉄分などのミネラル類も失われてしまいます。これは酸素の消費量も増えるため、自然と鉄分の消費量も増えてしまうということ、なんです。

ほうれん草は最強食材!?

鉄分不足を防ぐには、よく「ほうれん草が効果的」と言われてきましたが、ほうれん草に含まれている鉄分は、単独ではカラダに吸収されにくいので、鉄分を補うためには、あまり効果が期待できません。

どのような食材が効果的なの?

鉄分不足を防ぐためには、鶏や豚のレバーをはじめ、肉類、魚類(特に血合い部分) などを意識的に食事に取り入れることです。こちらはヘム鉄が豊富なので、効率的に鉄分をとることができます。

〇〇の食べすぎでニキビに

ニキビといえば、青春の象徴のように思われがちですが、大人にも多い肌トラブルのひとつですよね。実は、若い人が思春期にできるニキビと大人ニキビでは、発生原因がまったく違います。

若い人のニキビは、ホルモンバランスの乱れにより皮脂の分泌が盛んになることと、ビタミンA不足によって毛穴に皮脂が詰まることで起きます。

ビタミンAが不足すると毛穴の角化異常が起き、皮脂の出口が狭くなります。

ですから、さらに成長してホルモンバランスが安定すると、自然と治ってくることがほとんどなのです。

大人ニキビの原因はなんなのか?

原因はいくつかありますが、最大の原因は、ズバリ、食生活の乱れ

そう言われてみると、「やはり!」と思い当たる人は多いのではないでしょうか。

食生活が乱れてビタミンAが不足すると、若い人と同じように毛穴の角化異常が起きて、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビができます。

先ほども述べた鉄分不足も、大人ニキビと関係していて、特に口のまわりにニキビができやすくなります。

チョコやアイス、ケーキ類の食べ過ぎ

チョコレートやアイスクリーム、ケーキなどのスイーツを食べすぎると、糖質を分解するのにビタミンB群を使うので、肌に使われるはずだったビタミンB群が不足してしまいます。これでは当然、ニキビの原因になること間違い無しですよね。

POINT

ビタミンB群が不足すると...

皮脂の分解がスムーズにいかなくなって、ニキビを誘発する。

実は、肉を食べすぎることも、ニキビにつながる。

健康な肌を保つために欠かせない動物性たんぱく質を補充するため、肉や魚を1日の中で50g〜100g程度食べることを記事に書きましたが、たんぱく質の分解にはビタミンB6が、脂質の分解にはビタミンB2が使われるため、肉を食べすぎると肌のために使われるはずだったビタミンB群が不足しかねません。

健康で美しい肌のためには、肉はあくまでも適量食べることが大切です。

 

ニキビの原因はアクネ菌

ニキビの原因菌といわれるアクネ菌に効果があると宣伝されている化粧品や、抗生物質などの治療を行っても、それだけでは大人ニキビを根本的に解決することはできません。

それよりは、ビタミンBが豊富な牛乳、納豆、卵、そしてビタミンBが豊富なマグロ、 サケ、イワシ、バナナ、サツマイモなどを食事に取り入れ、必要なビタミン類を補給 し、カラダの中からニキビを予防することをおすすめします。

POINT

食生活以外にも、睡眠不足やストレスなども大人ニキビの原因になる。

早めに夕食をとって、しっかり寝て休息をとり、ストレスをためない生活を心がける。

夏にスムージーを飲みすぎると、シミが増える!?

野菜やフルーツをミキサーやブレンダーで丸ごと砕いて作るスムージーは、健康と美容によいものとして評判になりました。

生の野菜やフルーツを一度にたくさんとれるため、特に作りたてはその栄養を余すところなくいただけるので、野菜不足解消のために活用するのは決して悪いことではありません。

しかし、家庭でスムージーやジュースを作るときには、材料と時間帯に注意しないと、悲惨な目に遭うことがあります。

実は、春先や夏などの紫外線が多い季節、ある食材で作ったものを飲んで外出して紫外線を浴びてしまうと、シミができやすくなってしまうのです。

シミができやすくなる食材とは

その食材とは、パセリ、セロリ、キュウリ、柑橘類

まさに、スムージーやジュース作りでよく使う食材ばかりなので、スムージー愛用者の中には、ショックを受けている方も多いのではないでしょうか。

なぜ夏に飲むスムージーは良くないの?

これらの食材には、ソラレンという成分が多く含まれています。

ソラレンは光毒性といって、紫外線に敏感に反応し、何らかの悪影響をカラダに及ぼす性質を持っています。

このため、ソラレンをたくさんとってから太陽光を浴びると、紫外線を吸収しやすくなり、シミや色素沈着などの肌トラブルを引き起こすことがあるのです。

POINT

パセリやセロリ、柑橘類には、肌によいビタミン類なども豊富に含まれているので、これらを一切使わない、もうスムージーは作らない!と考える必要はまったくありません。

要は、ソラレンの多い食材をとったすぐあとに、たっぷりの紫外線を浴びなければいいだけ、なのです。

これらの食材を使ったスムージーを作るなら、外出する予定のない日や、朝ではなく夕方以降などがおすすめです。

そうすれば、ソラレンのダメージを受けずに、ビタミン類の恩恵を受けることができるでしょう。

イカスミパスタが、夏の紫外線から肌を守る?

肌の大敵といえる、紫外線と乾燥。

そのうち紫外線は、春先から夏にもっとも増えます。

人が紫外線を浴びると体内で活性酸素が生まれ、さまざまな悪影響を肌に及ぼします。

紫外線が皮膚の奥に入り込むと

紫外線が皮膚の奥まで入り込んでしまうと、炎症や水ぶくれを起こすうえに皮膚細胞にあるDNAを傷つけて、皮膚がんを作ることもあります。

だからこそ、私たちは紫外線を浴びすぎないように、日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を愛用したりするわけです。

そもそも私たちのカラダには、紫外線から皮膚を守るものが備わっています。

それはいったいなんでしょうか?

シミの原因としておなじみ!メラニン色素!

メラニン色素というと、肌にとっては悪いもの、というイメージが強いでしょう。

でも実は、紫外線を吸収して、肌への悪影響を抑え肌を守るという、とても重要な役割を果たしています。

そんなメラニン色素を含んでいる代表的な食材が、イカスミなのです。

イカスミは見ての通り真っ黒ですが、あれはメラニン色素の色そのもの。

さらにイカスミには、保湿成分であるグルタミン酸も含まれています。

グルタミン酸とは

表皮層の一番上にある0.02mmほどの薄い角質層にある細胞はケラチン繊維と線維間物質から成り立っていて、線維間物質には、肌の潤いを保持する天然保湿成分が含まれています。この天然保湿成分の多くをグルタミン酸などのアミノ酸が占めています。

ちなみに

メラニン色素が肌の細胞内に沈着してしまったものがシミです。

しかし、 健康な皮膚の場合、沈着したメラニン色素は肌の細胞が約8日周期で生まれ変わるターンオーバーによって排出され、日がたつにつれて肌の色はもとに戻ります。

肌の色が戻らずに完全なシミとして残ってしまうのは、ターンオーバーの働きが低下しているからです。

ターンオーバーを活発にして美しく健康な肌を保つためには、適量の炭水化物をきちんと食べてエネルギーを補給しましょう。

イカスミと炭水化物の身近なメニューといえば、やはりイカスミのパスタやリゾットでしょう。イカスミはペーストなどでも売っているので、これを使えば家庭でも手軽に作れます。

まとめ

いかがでしたか?

お肌の天敵といえる、シワ・シミ・ニキビ。こういった悩みはスキンケアだけでは解消できないのがほとんどです。

内側から根本的に解消したい!と思ったらそれらにふさわしい食べ物で解消していきましょう!