あなたの腸は大丈夫?腸内環境の不調に効く7つの習慣
腸内環境を整えると、栄養をバランス良く吸収するため、ダイエットに向いていると言われます。また少ない食事でも満足感があり、食べ過ぎを防ぐことができます。
腸内環境をととのえるには、酵素を活性化させることが大切です。
あなたを若々しく健康にする心強い味方、酵素を活性化させるために、腸内環境をととのえる7つの習慣というのをご紹介します。
目次
腸をきれいにするには『年齢』は関係ない!
健康でイキイキとしている人は、年齢に関係なく綺麗な腸相なのです。
腸内環境をととのえる7つの習慣とは?
1.体にいい食事
体に良い食生活とは、できるだけ新鮮な食材を植物食85〜90%、動物食10〜15%の比 率で食べることが良いと言われています。食事で摂りきれない栄養素の酵素やビタミン、ミネラルなどはサプリメントで補いましょう。
食材は、無農薬、有機栽培、無添加、新鮮なものを選び、酵素がたくさん含まれている自然に近い状態で食べることが大切です。
成人の歯の本数は、親知らずを含めると32本あります。
臼歯・門歯・犬歯の3種類に分けられます。臼歯は穀物や豆、門歯は野菜や果物、犬歯は肉や魚などの動物性を食べるに適しています。
その割合が臼歯が20本、門歯が8本、犬歯が4本で『5:2:1』の割合になります。
これが自然の摂理だとしたら、『穀物・豆類を5、野菜・果物を2、魚介類・動物食を1』の割合で食べるのが、理想の食べ方になります。
2.体にいい水
水分も体内酵素の強い味方として有名です。
私たちの体細胞はつねに新鮮でよい水を必要としています。
新鮮な水を飲むことで、老廃物や毒素をすばやく体外に排出し、体内酵素や腸内細菌の活性化を促しますので、ぜひ習慣づけましょう。
1日に必要な水の量は1.5リットル
30〜40cc × 体重(キログラム)です。飲むタイミングは朝の起きたときと昼食、夕食の1時間前に必要量の3分の1のみましょう。約500mmペットボトルを1日3回、飲むことが理想とされています。
3.規則正しい排泄
多くの女性を悩ませる便秘や停滞便、便秘は酵素をつくり出す大事な腸内の環境を汚染する原因となります。
1日1〜2回、規則正しい排泄をすることが理想的だといいます。
便秘の原因の多くは日常生活に潜んでいるといいます。
溜め込んだ頑固な便秘を自分にあった4つのセルフケアで解消する方法をご紹介します。
1.朝はゆったり過ごす
朝は1秒でも惜しいというパタパタと過ごしていると便意を逃してしまいます。そんな人は15分でも良いので早起きする習慣をつけること。少しでも便意を感じたらすぐにトイレに行くというリズムをつくりましょう。
2.トイレで力むとき
前かがみの姿勢をとると直腸と肛門の角度が広がり、便がでやすくなります。
上半身を前方に傾け、肘を太ももに乗せ、かかとを上げることで、いきみやすくなります。
3.筋トレ
腹筋を鍛えると便をスムーズに押し出しやすくなります。
仰向けになり、両手を頭の後ろで組み、息を吐きながらつま先を見つめます。
その時頭が少しだけ起き上がるので、5秒間キープしたら頭を元に戻します。1回10セットを朝晩できるだけやりいましょう。
4.バスタイムでリラックス
入浴で体を温めて副交感神経を刺激します。
リラックス状態の副交感神経が優位になると腸が活発に働き始めます。
4.適度な運動
適度な運動は、血液・リンパ・胃腸・尿・肺の空気などの流れを良くします。
基礎代謝、免疫力、抵抗力を高め、 体内酵素を活性化させます。
1日2〜4キロのウォーキングや、筋肉ストレッチなどを週4〜5回行なえばなお効果的です。また、血液の流れをよくすることで、低体温や冷え性を予防します。
過度の運動は逆効果
正しい運動は、うっすら汗をかき、息が切れて口で呼吸をし始める程度で十分です。
運動した後に白湯(さゆ)を飲むことで、消化力と代謝力が活発になり、脂肪が燃焼します。ぜひ試してみてください。
5.正しい呼吸
腹式呼吸をするだけで気分がだいぶ落ち着きます。
1時間に4~5回くらい、できるだけ空気のきれいなところで腹式呼吸をおこないます。
短く吸ってゆっくり長く吐く腹式呼吸は、自律神経 のバランスがよくなり、免疫力の向上に役立ちます。意識しなくても普段から深い深呼吸をおこなう習慣をつくりいましょう。
腹式呼吸の効果として内臓脂肪の燃焼や消化機能のアップがあります。お腹を収縮させる逆腹式呼吸の方が効果が高まるといいます。腹筋を使うので、インナーマッスルを鍛えることにもなります。逆腹式呼吸とはお腹を凹ました状態で深呼吸を行う呼吸法です。
6.休息・睡眠
休息・睡眠中は、体内酵素がたくさんつくられますので、しっかり休むことが大切。
日中、疲れたり眠くなったりしたときには、5分から10分くらい目を閉じて休むだけで、体内酵素の過剰消耗を抑え、回復に役立ちます。
昼食後などに少し休むことも大切です。
昼寝は消化力が低下してしまいます。座ったまま寝を閉じることが効果的です。
7.たくさん笑うこと
以前から笑うというポジティブな思考や幸福感は免疫力やホル モンの分泌が増え、自律神経のはたらきに効果があると言われています。
体内酵素を活性化させて病気を予防するために笑うちいう行為はとても重要になります。
趣味なことや好きなこと、瞑想やヨガなども内側からもたらす体内酵素を活性化させる一つのメリットです。
体内酵素の主な働き
エンザイム(酵素)のはたらきは、私たちの健康維持に大切だといわれています。
酵素は、人間の体内に5000種以上あるといわれていて、なぜこんなに種類が多いのかというと、1つの酵素は1つのはたらきしかしないということだからです。
どのような酵素にもなれる酵素
多くの種類の酵素は、必要に応じて体内で生成されているといわれています。
酵素が大量に消費されると、体の他の部分で必要な酵素が不足する傾向があります。
たとえば、アルコールを大量に飲んだ時、肝臓でアルコールを分解する酵素が大量に使われると、胃腸での消化吸収に必要な酵素が足りなくなってしまいます。
つまり、原型となる酵素が体の中で先につくられ、それが必要に応じて必要な酵素につくり替えられ、必要な場所で使われていると考えられます。
必要に応じて特定の酵素につくり替えられる以前の酵素、つまり【どのような酵素にもなれる酵素】のことです。
腸をきれいにするための消化酵素
食べ物を十分に消化・吸収するためには、大量の消化酵素が必要です。
この消化酵素が少ないと、消化が不十分となり、胃腸の不快感、胃痛、胸やけ、 腹部の膨張感、吐き気、食欲不振などの症状や他の病気を引き起こします。
年齢とともに体内酵素の量は減少していきます。
病気の大半は、酵素の不足による消化不良、異常発酵によって生じた腸内の毒素や老廃物が体に負担をかけすぎることによって生じた結果だといえます。
それに対抗するため、多くの酵素を含んだ新鮮な生の植物性の食物を毎日食べたり、酵素サプリメントなどを十分に摂るようしたりすることが大切だと言われています。
酵素サプリメント
「体内酵素」は、体にいろいろなよい変化をもたらし、活力、エネルギーとスタミナを魔法のように与えてくれます。
現在、アメリカでは率先して、多くの慢性病の治療にエンザイム・セラピー(酵素療法)が勧められています。
体内酵素(エンザイム)を貯める
日頃から多量に体内酵素を消耗しないようにしておかなければなりません。
こちらでは体内酵素の補給に役立つ3つの生活習慣をご紹介します。
1.酵素を含んだ食材を多くとる
7つの習慣でもご紹介しましたが、果物や野菜など、できるだけ新鮮で生のものをたくさんとることが大切です。納豆やぬか漬け、味噌などの植物性発酵食品もおすすめ。
水分は腸内最近を活性化させます。少し高価ですが、高濃度酸素水や還元水を飲むことがおすすめです。エンザイムサプリメントは体内酵素の補給に非常に役に立ちます。
3.ビタミンとミネラル
酵素が体内で十分に働くためにはビタミンとミネラルは欠かせません。
これらを多く含んだ穀物、野菜、改装などをできるだけ多くとりましょう。
ビタミンやミネラルのサプリメント摂取も大切です。
まとめ
腸をきれいにすることによって腸内の善玉菌を増やすことが、健康への第一歩だと思います。どんな食事を摂り、どんな生活を送るのかみなさんもぜひ「できるところ」から実践してみてください。