肌はたんぱく質でできている!健康な肌をつくるために欠かせない栄養素
肉、魚、卵、乳製品。なんとなく高カロリーでダイエットの敵と思い、さけてしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、それらの食品に多く含まれるたんぱく質は、筋 肉や骨、肌、血管などをつくる主要成分が含まれています。
きれいな肌はたんぱく質でつくられます。美しく健康な肌を作るたんぱく質や、それらには欠かせない栄養素についてご紹介します。
いろいろなたんぱく質
弾力のある肌をつくるコラーゲンはたんぱく質のひとつです。そして、女性のからだを司る女性ホルモンの材料もたんぱく質なのです。
たんぱく質が不足すると、肌に影響が出ますから、前述した肉、魚、卵、乳製品などをきちんと1日の食事のなかでとるようにしましょう。
また、大豆も良質なたんぱく質が豊富に含まれている食品として有名ですね。
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをするため、女 性ホルモン不足を補う効果もあります。
納豆や豆腐などは低カロリーで女性にとってうれしい食材です。
関連記事
サプリメントやプロテインで補う
サプリメントとしてプロテイン(たんぱく質)のパウダーを牛乳などに溶かして、 毎日飲むことを習慣にしても良いと思います。
大豆プロテインなら、カロリーをおさえながらたんぱく質不足を補うことができます。
たんぱく質をとっていないからだは貧弱で、肌はもちろん、髪の毛のツヤも失われ、 爪ももろくなります。
できれば、1度に1品、たんぱく質を含む食材をとるようにしてください。
年齢を重ねていくと、あっさりしたものを好む人が増えますが、とくに閉経後など女性ホルモンが減少しているときは、たっぷりと栄養をとることが必要です。
緑黄色野菜の「すごい力」!
たんぱく質とともに欠かせないのが緑黄色野菜です。
にんじん、トマト、かぼちゃ、 ピーマン、小松菜、ほうれん草、ブロッコリー。
色とりどりの野菜をたっぷりとることが大切です。また乾燥肌予防にも緑黄色野菜がとても大切だと言われているほど、緑黄色野菜には、ビタミンA、B、C、Eが豊富なのです。
これらは体内の老化 の原因となる活性酸素を取り除く働きがあり、肌を老化から守ってくれます。
では、それぞれの働きを紹介しましょう。
食品に含まれている成分名は「カロテン」ですが、体内でビタミンAに変換されます。肌、粘膜をなめらかに、丈夫にする栄養素。乾燥や肌荒れから肌を守ります。
シミのもととなるメラニン色素の生成、沈着をおさえる働きがあります。
肌のハリをつくるコラーゲンの生成や免疫力にも深いかかわりがあります。また、有害物質を排出する効果もあります。
水溶性 なので、多くとっても尿で出てしまい、からだに蓄積できません。 こまめにとり続ける必要があります。
関連記事
おすすめは青汁
緑黄色野菜はサプリメントやジュースでもとることができます。
おすすめなのは青汁です。ケールというキャベツの原種からできていて、ビタミンA、B、Cが豊富なだけでなく、ミネラルやカルシウム、鉄分など、女性に不足しがちなそのほかの栄養素も豊富に含んでいます。
ジュースで飲むのが苦手だったら、スープにまぜたりするのも良いかと思います。